PFC管理で挫折しないための考え

今回は、PFC管理をしているひと、PFC管理をしてダイエットしてみようかなと考えている人に向けたものになります。PFC管理は面倒なことも多くあるため挫折しやすいダイエット方法の一つだと思います。なので、今回PFC管理をする上で挫折しないようにする考え方についてお話ししていきたいと思います。（PFC管理の重要性についてはこちらの記事で解説しています。）

結論としては以下の通りです。

最初から完璧にやろうとしない
食べるメニューの“固定化”が最強
外食の日は“脂質だけ”気をつける
アプリを使う（手計算は地獄）
“一週間で平均”で考えると続く

では解説していきます。

まず一つ目の、最初から完璧にやろうとしないというのは、初めてPFC管理をしてダイエットを行う人たちが陥りがちなことですが、初めから完璧に計算して目標の数値の1gもずれないようにしようと考えてしまう人が多いです。とてもいいことのように感じますが、少しでもずれてしまったり、計画が思い通りにいかないことは日常生活を送っていると絶対にあります。なので初めから完璧を目指すのではなく、７〜８割できたら上出来だなというふうに楽観的に見れるようになれば、PFC管理に追われる生活と送ることはなくなるのではないかと思います。

２つ目の、食べるメニューの“固定化”が最強というのは、PFC管理を行なって継続できている人たちを見ると、「朝ごはんはプロテインとオートミールを固定で食べています」や、「昼休みのお弁当は２〜３種類のものを交代で食べるようにしています」といった、食べるものを固定化することでPFC管理を楽にしている人が多いです。食べる料理や食材が同じであれば、毎回全てのカロリーやPFCを記録する必要もなくなりますし、初めの一回だけ記録してしまえば、それからは使い回しするだけなのでとても楽だ思います。

３つ目の、外食の日は“脂質だけ”気をつけるというのは、社会人の人であれば急な外食や飲み会があり参加せざるおえないという機会があると思います。その都度先輩の誘いを断るのも心苦しい、でもダイエットもきちんとしたいと考えている人は、食べるものの脂質だけに注意をしてみてください。脂質というのは、他のタンパク質や炭水化物と違ってカロリーが高いです

下の表をご覧ください。

略称	栄養素	1gあたりのカロリー
P = Protein（タンパク質）	筋肉を作る栄養素	4kcal
F = Fat（脂質）	ホルモンや細胞に必要な栄養素	9kcal
C = Carbohydrate（炭水化物）	体のエネルギー源	4kcal

このように、脂質は他の栄養素と比べて1gあたりのカロリーが２倍以上あります。なので、やむ追えず外食をしてしまう際は脂質にだけ注意をして食事を楽しんでいただければと思います。

４つ目の、アプリを使う（手計算は地獄）というのは、カロリー計算やPFC管理を手計算をして紙にメモをしたりしていては、続けようにも続けられません。めちゃくちゃめんどくさいので笑笑。なので、めんどくさい作業はできるだけ現代の高度な文明を頼りましょう。アスケンやカロミル、マイフィットネスパルといったカロリーとPFCを計算してくれるアプリがあるのでうまく活用していきましょう。このアプリ内で、2つ目の食べるメニューの固定化をしておくこともできるので、より簡単にカロリー計算とPFC管理を行うことができるのでとてもオススメです。私は、マイフィットネスパルを使っています。どれを使ってもさほど変わらないので、自分のスタイルに合った物を探してもらえたらなと思います。

最後の、“一週間で平均”で考えると続くというのは、人間の体は1日だけのカロリーでは決まりません。1日食べ過ぎたからといってそれだけで急に体脂肪が増えたりすることは決してありません。月曜日少し食べ過ぎてカロリーオーバーしてしまったからといって太るのではなく、それが毎日起きているから体脂肪が増えて太っているのです。なので、1日食べ過ぎた程度で考えるのではなく、1週間や1ヶ月といった少し長期的な目線を持つことがカロリー計算ダイエットやPFC管理を行なっていく上では重要になってきます。体重も同じで、「昨日よりも体重が100g多くなっているから私はダメなんだ」と考えるのではなく、体重の平均が初めよりも右肩下がりになっていることが重要なのです。

今回は、PFC管理で挫折しないための考えについてお話しさせていただきました。私自身も初めは完璧を目指して、「外食は悪だ」とか「体重が何故か増えている！」と嘆いていなときもありました。ですが、きちんと継続していけば自分の理想とする体へと成長することができました。なので、完璧を目指そうとしなくていい、あくまで人生の一つの楽しみなんだと思いながら楽しんでダイエットをして、理想の体、理想の自分になっていってほしいと思います。

いかがだったでしょうか？少しでも、みなさんのダイエット生活に役立ってくれることを願っています。一人でも多くかっこいい人や綺麗な人がこの世に増えることを心から願っています。それではまたね！